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理熱式電気集塵機の特徴
未来の地球環境を守るため、今生きている私たちにはますます厳しい取り組みが求められております。
そのような中で、当社の電気集塵機は、お客様の生産性を損なうことなく、低コストで企業活動をサポートする設備です。
電気集塵機のココが凄い!!五つの理由
当社の電気集塵機は独自の集塵機構により、極めて強力で均一な電界形成することが可能です。集塵効率を飛躍的に高めたことにより、強力な荷電がかかったダストを確実に集塵極へ捕集します。
また、電界は流れ方向に形成されるので、たとえ荷電の弱いダストだとしても、ガスの流れとともに自然に集塵極に捕集されます。そのため、バグフィルターと同等の集塵効率を得ることができます。
電気集塵機は強力な集塵力とともに、優れた脱臭力を兼ね備えております。
【脱臭のメカニズム】
電気集塵機は、臭気の元である粒子に荷電させ、その粒子を捕集するため、高い脱臭効果が得られます。
電気集塵機はコロナ放電によりオゾンも発生させます。オゾン(O3)はもともと不安定な物質です。不安定なオゾンは酸素(O2)に戻ろうとし、オゾンは臭気に含まれる酸素原子と結合します。この時に臭気を分解するため、脱臭効果が生まれます。
電気集塵機で発生するオゾンは脱臭効果に加え、強力な殺菌作用もあります。
【メリット】
従来の脱臭装置は触媒として白金などのレアメタルを使用し、また、燃焼式装置では化石燃料を使用しています。そのため近年、ランニングコストが大きなご負担になっているものと思います。
その点、電気集塵機はわずかな電気料金で同等以上の効果が得られるので、とても低コストです。数年のランニングコストで、設備費がまかなえるケースも考えられます。是非、一度ご相談ください。
独自の集塵機構により、従来方式(水平流方式)に比べて滞留距離で1/2~1/3程度となり、小型化を実現しました(状況により最適と判断した場合や用途によっては、従来形を提案する場合もあります)。
従って、既存の電気集塵機においても、内部改造により集塵効率の性能アップが可能となりました。
電気集塵機はバグフィルターに比べてランニングコストがかかりません。定期的な炉布の交換はもとより、高い圧力損失による誘引送風機の使用電気料金を大幅に削減でき、まさに省エネそのものです。
電気集塵機の性能維持、改善、調査、診断、メンテナンスなど、アフターケアもお任せください。
トラブル等が発生した場合は、当社技術員が直ちに対応いたします。予備品及び修理用機材を用意しており、日本国内の場合は直ちに対応いたします。
電気集塵機の原理と仕様
理熱式電気集塵機の原理
理熱式電気集塵機は従来の機構とは異なり、ばいじん排出濃度が0.01g/Nm3以下という過酷な条件をもクリアーできる驚異的な集塵能力を発揮します。
設置工程
- ■直角流集塵機構
- 従来の電気集塵機は、ガスの流れ方向に対して集塵極板と放電極板が交互に水平に配置され、ダストがガスの流れに添って帯電された後、集塵極版へ捕集される機構です。
これに対し理熱式電気集塵機は、集塵極板と放電極板がガスの流れに直角に配置され、ダストは帯電された後、ガスの流れに押されて集塵極板へ捕集される機構です。さらに、集塵板には多孔板や金網を使用し、放電板には鋸刃状のステンレス薄板を簾状に配列して使用していますので圧損も従来のEPと変わりません。